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イングリッシュガーデンに映える!宿根草の定番10選と植え方のコツ

多年草(宿根草)

こんにちは!
グリーンアドバイザーのいけぴです。

お庭に花壇を作るときに、好きなお花の苗をたくさん買ってきて植えていくのはガーデニングの楽しみの1つですね。

でも、同じ植えるなら「イングリッシュガーデン(英国風庭園)」にあるような宿根草を植えて、自宅の花壇にナチュラルでやわらかいのにどこか気品のある雰囲気を持たせてみませんか

もちろんアクセントに1つ植えるだけでも、ぐっとオシャレに見えますよ♪

宿根草は植えてから毎年少しずつ株が大きくなるので、手をかけるほどにお庭がステキに成長していく楽しみがあります。

この記事では、「イングリッシュガーデンに植える宿根草」の定番を10個ご紹介して、初心者さんでも失敗しにくい植え方のコツをご紹介しますね。

◆以下は、イングリッシュガーデンに合う雰囲気で、日本の気候にも比較的強い植物です。

ラベンダー
エキナセア
ルドベキア
カンパニュラ
サルビア・ネモローサ
ゲラニウム(フクロソウ)
コレオプシス
ホスタ(ギボウシ)
アガパンサス
アスチルベ

次の項から、それぞれの植物についてご紹介していきますね。

あなたのガーデニングライフの参考にしていただければ幸いです♪

イングリッシュガーデンに植える宿根草の定番10選

では、さっそく宿根草をご紹介していきます。

ラベンダー(Lavandula)

開花期:4~7月
植付け;3~4月、10月

香りも見た目もイングリッシュガーデンの定番。日当たりと水はけが良ければ元気に育ちますよ。

エキナセア(Echinacea)

開花期:6~8月
植付け:4~5月、10月

夏から秋まで咲き続ける丈夫な宿根草。品種によって、ピンクや白、黄色など花色も豊富です。

ルドベキア(Rudbeckia)

開花期:7~10月
植付け:4~5月

鮮やかな黄色・オレンジ色の花で庭を明るくしてくれます。耐暑性が強いのも魅力です。

カンパニュラ(Campanula)

開花期:5~7月
植付け:9~10月

青や紫の釣り鐘状のお花が可愛らしいです。種類によって背丈が違うので、花壇のアクセントにもなりますよ。

サルビア・ネモローサ(Salvia nemorosa)

開花期:5~7月
植付け:4~5月、10月

紫の穂花が爽やかで丈夫です。日当たりと風通し、水はけのよいところを好みます。

ゲラニウム(フクロソウ)(Geranium)

開花期:4~6月
植付け:2~3月

素朴な花姿が可愛らしいです。耐寒性がきわめて強いので、寒冷地に植えればあまり手をかけずとも栽培できるでしょう。

コレオプシス(Coreopsis)

開花期:5~10月
植付け:3~4月、10月

黄色やピンクなどの明るい色の小花が次々に咲きます。公園や河川敷で見かけることもあるほど、丈夫で手間いらずなお花です。

ホスタ(ギボウシ)(Hosta)

開花期:7~8月
植付け:2~3月

日本が原産で育てやすく、世界的にも人気のある植物です。花より葉の模様や色合いが魅力。半日陰でも育つから植え場所の幅が広いです。

アガパンサス(Agapanthus)

開花期:5~8月
植付け:3~4月、9~10月

立ち姿が優雅で、夏に青や白の花を花火みたいに咲かせます。やせ地でも元気に育つ、丈夫な植物です。

アスチルベ(Astilbe)

開花期:5~7月
植付け:3~4月、10月

梅雨の長雨にも強い、ふわふわした花穂が優雅です。半日陰や湿り気のある土を好むから、シェードガーデンにも◎。

※ここで記した開花期は目安です。植える地域やその年の気候によって変動があります。

植えるコツ(配置や時期など)

そもそも、日本でイングリッシュガーデンって作れるの?

英国の気候と、日本の気候は全く違う(比較すると日本のほうが夏は暑すぎて、冬は寒い)から、イングリッシュガーデンは無理なんじゃ…と感じた方がいらっしゃるかもしれません。

でも、「無理ではありません」✨

いけぴ
いけぴ

日本の気候に合わせて植物や管理方法を工夫することで、イングリッシュガーデンの雰囲気を作ることはできますよ♪

次々にお花が咲くイングリッシュガーデンにするには、ちょっとしたコツがあります。

株の配置

株の配置は、「高さのリズム」と「色」、そして「間隔」を考えます。

高さのリズム

「高さのリズム」とは、大まかにいうと、「背の高い植物は奥側に、低い植物は手前に植える」ということです。

そうすることによって、風が株間を通り、蒸れを防ぎつつ見た目もきれいにできます。

苗を購入したときについている苗札に「草丈○cm」と記載があるので、それを見て配置していきます。

大体でいいので、
一番後ろのフェンス・壁側…一番背の高くなる植物を置いて、風に揺れる感じを演出。
中くらい…ふんわり色とりどりのお花を配置。
一番手前…小花やグランドカバー系を植えて広がらせる。
みたいな感じにしておくと、GOODです♪

グラス類(カレックスなど葉がメインの植物)は根付くと予想より大きくなるので、後ろ寄りがいいですよ。

一株ずつ違う色を混ぜて植えるよりも、コーナーごとにテーマカラーを決めて植えるほうが統一感が出て綺麗です。

・使う色を3色以内にする
例:ピンク+紫+白(甘い雰囲気)、黄色+オレンジ+白(元気な雰囲気)…など
 

株と株の間隔

宿根草は根付くと大きく成長します。なので…、

・最初は「スカスカでちょっと寂しいかな…」ぐらいに植える(株間30cmぐらい)
・背丈が大きい子(デルフィニウムやルドベキアなど)は余裕をもって後ろに。
・逆にこぼれ種で勝手に増えていくタイプ(エキナセアやカモミール)は多少詰めてもOK。

最初からぎゅうぎゅうに詰めて植えると、2~3年後に株元が蒸れて枯れてしまう原因にもなります。

スカスカで寂しい印象なら、そのスキマに一年草を植えると華やかさが保たれてGOODです。

一年草は根が浅いので、遠慮なくスキマに投入しても大丈夫ですよ♪

庭に小物を配置する

パーゴラやアーチを設置
 バラやクレマチスを這わせることで、立体的な景色を作れます。

レンガや石畳の小道を作る
 自然な雰囲気の小道を作ることで、メリハリが生まれます。

フォーカルポイント(目を引くアクセント)を作る
 ウサギの置物を置いたり、ベンチなどを置くと、ぐっと雰囲気が良くなりますよ。

植える時期

宿根草は、すでに花をつけている株を春に購入して植えるのもいいですが、その前の年の秋にまだ小さな苗を植えて冬を越させると、丈夫に育ちますよ。
・春に植えるメリット…すでに花が咲いているので、花色がわかるし、すぐに綺麗なお庭になる
・秋に植えるメリット…秋~冬~春の間に充分根を張らせることができるので、丈夫な株になる

どこに売ってる?

宿根草が出回る時期は、春か秋です。

その時期になるとホームセンターや園芸店などでは様々な宿根草の苗が売られていて、選ぶのが楽しいですよね。

お目当ての種類がなければ、ネット通販で探してみるのも手です。

お得なセット売りもあって、ガーデニング初心者の方でもイングリッシュガーデン作りに挑戦しやすいのではないでしょうか。

大阪万博の英国パビリオンの植栽

2025年に開催された「大阪・関西万博」。

会場のいたるところにあらゆる植物が植えられていて、私のような植物好きにとっては目の保養になってウハウハでしたね~♪

植物を植えたりお世話したりする担当の方々、ありがとうございます!

そして、英国パビリオンの前はとっても素敵なイングリッシュガーデンになっていましたよ。

英国の国花であるバラはもちろん、ジギタリス、クラスペディア・グロボーサ、アリウム・マウントエベレスト、ラベンダー、アジサイ、アガパンサス、ラムズイヤーなどなど、5,000以上の植物が、英国パビリオンの周りに植えられているとのこと。

私は7月の暑いときに訪れたのですが、その美しいこと…!✨

どの植物も元気に、そして大きく育っていて、見ているこちらが元気をもらえるほどでした。(特にラムズイヤーやジギタリスの大きさには驚きました)

植栽の様子は、英国パビリオンの公式サイト、「英国パビリオン大阪2025:英国と日本の調和が織りなす風景」から見ることができますよ。

おわりに

宿根草って、植えっぱなしでも毎年咲いてくれて本当に頼もしいです♡

今回ご紹介した宿根草を、ぜひあなたのお庭にもお迎えしてあげてください。

きっと来年も再来年も、英国風のロマンチックなお花たちが季節ごとに笑顔をくれるはずです。

あなたのお庭には、どのコを植えたいですか?

では、また!

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