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2分でわかる!サルビアネモローサ カラドンナの切り戻し|時期と切る場所

多年草(宿根草)

サルビアネモローサ カラドンナはあまり手をかけずとも、初夏に美しいお花を咲かせる宿根草です。

しかし、花後にこんな悩みをお持ちではありませんか?

・花が終わって穂が色あせてきたんだけど、ほったらかしで大丈夫?
・適当に切ったら、花が少なくなってきた…
・切り戻しの時期はいつでもいいの?

「切る場所なんてどこでもいいでしょう?」と適当に切ってしまうと、花付きが悪くなったり、最悪枯れてしまうという悲劇を生むことに…。

いけぴ
いけぴ

そうならないためにも、サルビアネモローサを実際に3年間育てている経験をふまえて、写真入りで解説します♪

サルビアネモローサ カラドンナの基本的な育て方・成長記録については、別の記事でまとめています。

切り戻しの時期

花穂を切り取るぐらいの軽い切り戻しは、いつでも大丈夫です。花が終わった時点で切ってあげましょう。

ですが、全体を切るような大きい切り戻しの時期と言うなら、「花が終わった時」「全体が乱れた時」「冬」の3パターンになります。

花が終わった時

サルビアネモローサは、5月~7月ごろに一番花(いちばんか)が咲きそろいます。(地域によります。私が住んでいる大阪は暖かいので、4月ごろから咲いてきます)

1か月ほど経つと、青紫の花穂が色あせてきてカサカサッとした感触に変わってくると思います(下の写真)。

そうなるとそろそろ切り戻しの時期。全体の半分ぐらいの高さまで切るとコンパクトな姿になり、風通しもよくなって、また花穂を伸ばしてきますよ。

花が終わったころ

夏の間も一番花ほどびっしりとではありませんが、パラパラと花をつけてくれます。その花茎ごとに、花が終わったら脇芽のところで切るというのを繰り返すと良いです。

終わった花を切る理由は、株が弱ってしまうのを防ぐためです。(枯れた花をそのままにしておく→種ができて花のライフサイクルが終わる→株が弱る)

全体が乱れた時

夏が終わって気温が下がってきた時に、全体がバサバサした印象になった時も、長すぎる所を半分ぐらいに切ってあげるだけでもスッキリします。ちょうどこの頃は台風が通過する時期でもあるので、倒れ防止のためにも気になるところだけでもカットしておきましょう。

冬は休眠の季節。1月~2月ごろになると、茎や葉が自然に枯れて、その根元に小さな新芽が生えてきます。新芽が少ししっかりとしてきてもまだ古い茎が残っていたら、根元で切り戻してください。春になって気温が上がってくると、新芽が大きく成長してくることでしょう。

3月ごろの新芽のようす

切る場所

花茎をよく見ると、葉の付け根に小さな脇芽が出ているところがあります。(下の写真の矢印のところ)

その上の茎を切ります(白線のところ)。そうするとその脇芽がぐんぐん大きくなって、またその先に花芽や葉をつけるようになります。うちのサルビアネモローサは一番花の後の5月に一度切り戻しましたが、その後たったの2週間でまた青紫の花を咲かせましたよ♪

肥料は少量でいいのであげる

サルビアネモローサ カラドンナはあまり肥料を必要としない植物です。

ですが私は、大きな切り戻しの後は「元気に大きくなるんだよ~」の願いを込めて、少量あげています。

土にまくタイプの緩効性肥料で大丈夫ですよ。

おわりに

切り戻しをすると、株を元気にする効果があります。

・樹形が整う
・不要な枝、葉、花がらを切ることで、必要な栄養を必要なところへまわすことが出来る
・風通しと日当たりが良くなり、生育が良くなる

なので、怖がらずに切ってあげてくださいね。

では、また!

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