こんにちは!
グリーンアドバイザーのいけぴです。
先日、ホームセンターでヒメエニシダを購入しました♪
黄色い花がとっても鮮やかで可愛くて、買わずにスルーはできませんでした。
2年ほど前に自宅にもあったのですが、なぜか突然枯れてしまい。。。
今度はうまく育ってくれるといいな!
この記事では、
・ヒメエニシダとエニシダの違い
・ヒメエニシダの育て方
・ヒメエニシダの成長記録
についてまとめています。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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ヒメエニシダの基本情報
- マメ科ヒトツバエニシダ属/常緑低木
- 原産地:カナリア諸島、ヨーロッパ
- 開花時期:4~6月ごろ
- 花言葉:「謙遜」「博愛」「謙虚」「卑下」「清潔」など
- 日なたで育てる
園芸店やホームセンターなどでは、「エニシダ」の名前で売られているので混同しやすいですが、エニシダとヒメエニシダは見た目から違います。


エニシダ | ヒメエニシダ | |
樹高 | 1~3m | 0.5~1m |
植えるところ | 地植え向き | 鉢植え向き |
耐寒性 | やや強い | 弱い |
花のつき方 | 葉のわきに1~2個つける | 枝の先にたくさんの花柄(かへい)を円錐状につける |
ヒメエニシダは、エニシダを鑑賞用に交雑した園芸品種です。

植物の名前に「ヒメ」がつくと、それよりも小さい品種、ということです。
可愛らしいですね♪
お店で売られている時に刺さっている名前ラベルに、「エニシダ」とだけ書かれている場合がありますが、上記の特徴から「エニシダ」なのか「ヒメエニシダ」なのかご判断ください。
ヒメエニシダの育て方
植えつけ時期・置き場所
植え付け時期は3月~4月です。
やや暑さ・寒さに弱い性質なので、季節に合わせて簡単に移動ができるように植木鉢に植えるのがおすすめです。
基本的には、日なたで風通しのよいところで育てます。
梅雨は、雨のかからないところに置きます。
夏は、半日陰(1日のうち日陰ができる時間が何時間かある場所)か、明るい日陰(直射日光は当たらないが明るい場所)に置きましょう。
冬は、最低気温が5℃以下になる地域であれば、出来れば室内に置いた方がいいです。
霜に当たると傷みますので気をつけてください。
※暖かい地方なら早ければ2月頃から店頭に並び始めますが、3月まで待たずとも購入したらすぐに植え付けましょう。

いつまでもポット苗のままだと窮屈です。
外がまだ寒ければ、観葉植物として室内の暖かいところに置いておき、外の気温が上がって本格的に春の陽気になれば外に出せばいいです。
その場合は、いきなり日なたに置かず、1週間ほど半日陰か明るい日陰に置いて外に慣らしてあげてくださいね。
用土
パッケージにお花が印刷されているような「花と野菜の培養土」が手軽です。
それに軽石かパーライトを1割ほど混ぜると水はけが良くなり、さらにGOODです。
ご自身でブレンドする場合は、赤玉土7割、腐葉土3割の配合でよく混ぜて使ってください。

土によって比重が違いますので、重さではなく体積で量ってください。
例えばスコップで赤玉土を7杯入れたら、腐葉土を3杯入れて混ぜる、という感じです。
植え付け時に、元肥としてマグァンプなどの緩効性肥料と、害虫予防としてオルトランなどの殺虫剤を混ぜ込んでおくとよいですね。
植える手順
- 植木鉢の底に鉢底ネットを敷き、鉢底石を底が見えなくなるまで入れます。
- 用土を入れて、苗が入るぐらいの穴をあけます。
- 黒いポットから苗を優しく取り出します。
(取り出しにくい場合はハサミでポットを切る) - 根鉢を崩さないように、そのまま2であけた穴に入れます。
(根鉢とは、植物を鉢から抜いた時にひとかたまりになっている、根とその周りの土の事をいいます) - 土が足りなければ、苗の周りに土を足して根が隠れるようにします。
- 土は鉢のふちから2~3cm下がったところまでにしてください。
水やりした時に土があふれるのを防ぎます。 - 根元に水をかけて、鉢底から水が出てきたら完了です。
ヒメエニシダの場合は、根鉢を崩してしまうと植え付け後にごそっと倒れたり、うまく根付かない原因となります。なので、ほぐしたりせずに植え付けてくださいね。
水やり
ヒメエニシダは、湿っている土よりは乾燥した土を好みます。
ですので、そこまでせっせと水やりする必要はありません。
土が乾いていたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと水をあげてください。
冬は水やりの間隔をあけて、乾いてから2~3日経ってからあげても大丈夫です。
剪定
花の時期が終われば、夏の蒸れを防ぐためにも剪定をします。
込み合っている枝があれば付け根から切る、透かし剪定をします。
また、もし小さな枝豆のような実をつけていたら摘み取るようにしましょう。
実が熟するまでつけたままにしておくと、栄養がそちらにいきますので株が弱ります。
ちなみに、実は食べられません!
ヒメエニシダには毒(アルカロイド)が含まれますので、小さなお子様やペットがいるご家庭は誤って口にしないよう念のためご注意ください。
【成長記録】うちのヒメエニシダ
ヒメエニシダを実際に育てましたので、成長記録をつけていきたいと思います。
2024年2月
部屋の中で春を待つ、我が家のヒメエニシダです。
まだ肌寒い2月に、ホームセンターで出会ってしまいました(^^)
その日に購入して植え付け、暖かくなるまでお部屋で育てました。

2024年4月
上の写真から2か月経ち、気温も上がってきたので外に出しました。
葉も大きくなり、順調に成長しています♪

ピンピンと出ている枝は、花が並んでついていた枝です。
特に花がら摘みをしなくても、黄色い花は風や雨にあたって散っていきます。

しかしこの枝先は自然に取れず、放っておくと少し見栄えが悪いので、葉がついている境目のところで切ってしまってOKです。
よく見ると、ヒメエニシダの実である豆のさやがついていましたよ♪

小指の先ほどの大きさで、とっても可愛い(*^^*)
そして、他の枝にたくさん蕾(つぼみ)がついているので、これからも咲いてくれそうです。
2024年5月

5月に入り、大阪でも夏日があったりと気温が高くなってきました。
株が充実して、新しい葉と花を次々と伸ばして元気に育ってくれています♪
置き場所は玄関横の軒下で、雨が当たらないので、土が乾いたら水やりをしています。
肥料は、普段はあまり必要ありませんが、成長期の春、花が咲いている時期はやはり体力を使いますので、2~3週間に一度、液肥を規定通りに薄めたものを水やり代わりにあげてくださいね。
2024年7月

7月になってもまだ梅雨は明けず、でも合間の晴れの日には真夏のような日差しが降り注ぎます。
うちのヒメエニシダは、それでもまだチラホラと花を咲かせてくれていますよ♪
春の満開のお花もスゴイけど、緑の中に控えめに黄色が混じっている今の感じもステキです(*^^*)
2024年8月
連日うだるような猛暑。植物にとってもハードな季節です。

いつもは半日陰に置いています。
水やりは一日一回毎朝6時ごろにあげていますよ。
少し枝が込んでいますが、枯れこんだりしていないのでこのままにしておきます。花の無い季節でも観葉植物のような感じで、緑の細かい葉が涼し気ですね。
2024年9月
9月に入っても厳しすぎる残暑が続いていましたが、下旬になってようやく朝晩に秋を感じられるようになってきました。
うちのヒメエニシダの様子です。

先月よりもボリュームが増しています。思ったより暑さには強いようですね。少し傾いているのは、すぐ横に他の植物があって押されていたからだと思います(汗)こんなに大きくなるとは思っていなかったから窮屈な思いをさせてしまっていたなぁ。

↑のように下葉が枯れているところがあれば、優しく取り除いてください。手で触るだけでカサッと取れるはずです。
おわりに
花が満開になると、鮮やかな黄色の蝶々がたくさんとまっているようにみえるヒメエニシダ。
季節によって置き場所を変えるのが少し面倒ではありますが、手間がかかるぶん、愛着もわいてきます。
一度育ててみてはいかがでしょうか?
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では、また!
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