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【成長記録】ベロニカオックスフォードブルー|えっオオイヌノフグリじゃないの?【グランドカバー】

多年草(宿根草)

こんにちは!いけぴです。

ベロニカ・オックスフォードブルーは、一度植え付けるとほったらかしでも元気に育つグランドカバープランツです。

郵便受けの足元、花壇の手前やちょっとした隙間に植えこんでおくと、春先に青色の小花をびっしりと咲かせ、春の訪れを知らせてくれますよ♪

今回は、そんなベロニカ・オックスフォードブルーの育て方について解説していきます!

基本情報

  • ゴマノハグサ科ベロニカ属/多年草
  • 原産地:ヨーロッパ
  • 植え付け時期:3~4月、10~11月
  • 花期:3月~6月
  • 花言葉:「忠実」「誠実な女性」「献身」「聖なるもの」
  • 日なた~半日陰で育てる

公園などの草むらに自然に生えている「オオイヌノフグリ」とよく似ていますが、こちらの花の方が少し大きくて青色が濃いです。

オオイヌノフグリ
ベロニカ・オックスフォードブルー

見比べてみると、葉の形も少し違いますね。

ベロニカ~の方は突き出している2本の雄しべもしっかり長いです。

下の表のとおり、分類も属名も全く違いました。

オオイヌノフグリベロニカオックスフォードブルー
分類越年草(一年草)多年草
属名オオバコ科クワガタソウ属ゴマノハグサ科ベロニカ属
学名Veronica persicaVeronica peduncularis ‘Oxford Blue’

(ちなみに、オオイヌノフグリの学名はVeronica persica Poir.と書いている時があります。学名の命名者を示す場合に、学名の最後に植物学者の略称をつけるようです。「Poir.」はフランスの植物学者ジャン・ルイ・マリー・ポワレの略称です)

育て方

植える場所

日なた~半日陰・明るい日陰が最適です。

日陰に植えると花が少なくなります。

用土

ベロニカ・オックスフォードブルーは水はけのよい土が適しています。

地植えにする場合は、庭の雑草が生えるような土があるところでまぁ大丈夫です。

普通に穴を掘って植えても根付くと思いますが、せっかく植えるからには元気に育ってほしいので、植えようと思うところを大きめに掘って、市販の「花と野菜の培養土」を入れたらOKです。

根付けば、培養土を入れていない普通の庭の土のところでも構わず這って広がります。

調べると「事前に腐葉土をすきこむ」とかあるんですけど、私はズボラなのでいつもこの方法です^^;

鉢植えはすぐ根づまりするのであまりオススメしませんが、こちらも市販の培養土で大丈夫です。

植え付け時期

植え付け時期は、3~4月)、秋(10~11月)です。秋の植え付け時期を調べると9月~となっている場合が多いんですが、近年の9月は暑すぎます(汗)。10月~の方が良いと思います。

春に植えると、すぐに花が楽しめますね。

秋に植えると、冬越しして十分に育った株が春の訪れとともにぶわ~っと花を咲かせるのを楽しむことができます。

オススメは秋植えです◎

植え方

  1. 用土の項でも書きましたが、地植えの場合は、植えたいところに穴を掘って、市販の培養土を入れます。
  2. ポット苗から苗を取り出し、根を優しくほぐします。
    (この時、ほぐしにくいぐらいガチガチに根がまわっていたら、ハサミで切ってもOKです。根付いたらまた新しい根はいくらでも生えてきます)
  3. 根が入るぐらいの穴を掘って苗を入れ、周りの土となじませます。
  4. 根元に水をかけます。土が流れて根が見えてしまったら、土を適宜足してください。

水やり

地植えの場合は、降雨に任せます。

ただし、雨が少ない時など、土が中まで乾いてしまっている場合は、水やりしてください。

切り戻し

花が一通り咲き終わったら、思い切って草丈の1/2ぐらいに切り戻します

そうすると初夏にもう一度花を咲かせますよ♪

もし咲かなくても、切り戻しは決して無駄な作業ではありません。

切り戻すことによって株を活性化することができますし、夏の蒸れを防ぐことができるからです。

ウチのベロニカ

2024年3月中旬

ウチに地植えしているベロニカ・オックスフォードブルーですが、2月下旬ごろから1輪、2輪と咲いていき、3月中旬には満開手前といったところまで花を咲かせています。

ハツユキカヅラと同じところに植えているので、もうごちゃ混ぜに入り乱れています(^^;

でも植え付け時には、ハツユキカヅラもベロニカも1株ずつしか植えていないんですよ。

なのにこんなにびっしりと茂ってくれて嬉しいかぎりです♪

2024年3月下旬

そしてその1週間後の3月下旬、ほぼ満開になりました♪

開花から何度か雨が降っていますが、意外としっかりとしたお花のようで、散ることなくキープしています!

2024年4月中旬

次は4月中旬です。

花は全て散ってしまい、今は葉っぱが元気に茂っています。

咲き始めが2月下旬ですので一か月半ほどは花が咲いている状態でした♪

花がら摘みは必要ありませんでしたね~。

風雨により、自然に散っていったようです(^^;

切り戻すと二番花が楽しめるので、だいたい茎の真ん中あたりの長さでザクザクと切ってやりました。

少しだけサッパリしたかな♪

2024年5月下旬

前回の切り戻しから1か月ちょっと経ちました。

2番花は咲いたのでしょうか?

ほんの5~6輪ですが、また咲いてくれました♪

もう少し待っていたら、もっと咲いてくるのかな~?

おわりに

春にいっせいに青い小花を咲かせ、その後も一年中葉を茂らせるベロニカ・オックスフォードブルー。

植えっぱなしでも元気に育って、広がるスピードもゆっくりなので、お庭の空いたスペースに一度植えてみませんか♪

この記事を参考にしていただければ幸いです。

では、また!

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