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ギボウシ(ホスタ)が枯れる原因と対策|丈夫に育てるためのポイントとは?

多年草(宿根草)

こんにちは!
グリーンアドバイザーのいけぴです。

ギボウシ(ホスタ)は、日陰でも美しく育つ人気の観葉植物ですが、「葉が枯れる」「元気がない」と悩む方も多いのではないでしょうか?

ネットにある画像や本の写真などでは大体きれいな状態しか写っていなくて、自分の育てているコが元気をなくすと、大丈夫なのか心配になりますよね。

ウチのギボウシ「ファーストフロスト」が葉焼けになったところや冬の間の姿を成長記録として公開します。

たとえ元気をなくしてもいつものお世話を続けていれば、また春になったら元気に芽吹くんだよっていうところをお伝えすべく、写真を載せていきますね。

この記事では、ギボウシが枯れる主な原因とその対策について詳しく解説していきます。

ギボウシの基本情報

まずは、ギボウシの基本情報です。

・キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属/宿根草
・原産地:東アジア
・開花期:7~8月
・花言葉:「沈黙」「静かな人」
・置き場所:半日陰~日陰(直射日光は避ける)
・水やり:土が乾いたらたっぷり

ギボウシは東アジア原産の宿根草で、日本でも東北から中部地方の山間部の湿地に自生しています。

江戸時代の日本で園芸品種で栽培されていたものがヨーロッパに渡り、海外でもまたたくさん品種改良されて愛好されています。

海外での呼び名がホスタで、学名も”Hosta”になっています。なのでギボウシもホスタも同じ植物です。

ギボウシが枯れる5つの原因と対策

直射日光による葉焼け

ギボウシは日陰や半日陰が好きな植物です。

耐寒性に強く丈夫な植物ですが、あまりガンガンに太陽に当ててしまうと葉焼けを起こし、葉先から茶色く枯れてしまいます。

特に夏場の西日や強い直射日光が当たる場所は避けてあげてください。

対策
・東向きや北向きの窓辺、または明るい日陰に置く
・夏場は遮光ネットやカーテンで日光量を調整
・地植えにした場合は配置を見直し、日陰になるところに植え替える
・葉焼けしたところは元に戻らないので、切り取る

水の与えすぎによる根腐れ

ギボウシは元来、湿地などに生息する植物ではありますが、植木鉢の中で常に土が湿っていると根腐れを引き起こし、葉が黄色くなって枯れてしまいます。

対策
・鉢植えの場合、鉢底石を入れて排水を良くする
・用土は普通の園芸用培養土でOKですが、鹿沼土を2割ほど混ぜて排水性を高めても
・水やりは、土が乾いたのを確認してから鉢底から水が出るまでたっぷりと
・受け皿の水はこまめに捨てる

害虫や病気の影響

ギボウシは害虫や病気に強い植物ですが、アブラムシ、アザミウマ、ナメクジに食害されることがあります。

弱ってきたり成長が悪くなってきたら、葉の裏などをめくってチェックしてあげてくださいね。

かかりやすい病気としては、白絹病、褐色葉枯病などがあります。

対策
・定期的に葉の状態をチェックして、虫がいれば駆除
・葉が白くなったり、茶色の斑点・枯れがあれば病気の可能性があるので、葉ごと取り除く
・風通しを良くする
・市販の殺菌殺虫剤を活用する

手に入りやすくおすすめの薬剤はこちらです。

肥料不足

ギボウシはあまり肥料を欲しがる植物ではありませんが、栄養が偏ると葉が黄色くなる原因となります。

ですが、元気がない時に肥料をあげると余計に負担になり枯れてしまう可能性も出てきます。

適切な時期・用量を守って、元気な時に肥料をあげてくださいね。

対策
・3~4月に緩効性固形肥料を置き、芽出しの力をつけてもらう
・9月頃にも固形肥料を置く

冬になった

ギボウシは多年草ですので、春に芽吹いて成長し、冬になると地上部は枯れて根っこだけの状態「休眠期」になり、また春になると芽吹いてくるというライフサイクルを送ります。

ですので、気温が下がってくると、元気な株でも葉が枯れてくることは普通のことですので心配はいりませんよ。

対策
・枯れた葉はすべて取り除いて、株元をきれいにしておく
・根っこは生きているので、たまに水やりする

うちのギボウシ|成長記録

我が家では、ファーストフロストという種類のギボウシを鉢植えで育てています。

12月

12月上旬のうちのギボウシの様子。

大阪で、朝晩は冷え込みますが、日中は晴れると暖かい穏やかな気候です。

全体的に黄色っぽく色あせています。このままいくと、指で茎を押しただけでポロッと取れてしまうでしょう。

次は12月下旬です。

もうかなりしわっしわのほっそほそになっています。
指で触ると「カサ・・・」と音がして取れてしまいました。

このまま春を待ちたいと思います。

葉は無くなっても、地下で根がまだ生きていますので、晴天続きで乾燥していたら、水やりをしてあげてくださいね。(ごくたまに、何かのついででOKです。)

芽吹きが楽しみだ~♪

翌年の3月

1月、2月はずっと地上には何も生えていません。

お世話といえば、ギボウシは生えていなくても雑草は茂るので、たま~にきれいに抜くぐらい。

そして、3月下旬になりました。

まだ生えないかな~と思い根元を探ると、タケノコのような芽が!

ひょっとして枯れてしまったかなと思っていたので嬉しいです♪

4月

その1週間後の4月上旬

きれいな葉っぱが無事に生えてきましたよ♪

待ってた甲斐がありました。

次は4月下旬です。

わさわさに茂って完全復活です!

去年よりも葉っぱが増えて、しっかりとした株に成長しています♪

6月

6月上旬。ふと株元を見てみると、花芽が出ていました。

私が住んでいる大阪では、朝晩は涼しいですが、昼間は夏のような暑さの日が増えてきました。

もうそろそろ日陰に置きますね。

次は6月下旬です。

茎がニューッと伸びて花が咲きました♪

「静かな人」という花言葉がぴったりの清楚な佇まいです。

8月

毎日うだるような暑さです。連日最高気温37度とか、いったいこの先の地球はどうなるのでしょうか。

さて、真夏のギボウシの様子です。

去年と比べると、葉先が茶色くなることもなく、葉の数も多く元気をキープしています。

幸い害虫や病気の気配もなく過ごしています。

ちなみに水やりは一日一回毎朝6時ごろにあげていますよ。

9月

9月になっても猛暑が続いていましたが、下旬になってようやく暑さもおさまってきました。

朝晩はエアコンなしでも過ごせる日が続いて、少しだけ秋を感じられます。

夏の間ずっと日陰に置いていたうちのギボウシは、こんな感じです。

今年は無事、葉焼けしないで過ごせました!

6月から日陰に移して正解でした。

日中はまだ30度の夏日なので、日陰に置いたまま一日一回毎朝6時ごろに水やりしています。

秋も葉が茂った状態が続き、12月にまた葉が黄色くなって地上部は枯れていく繰り返しとなります。

おわりに

ギボウシが枯れる原因には、

・直射日光による葉焼け
・水の与えすぎによる根腐れ
・害虫や病気による影響
・肥料不足
・冬になった

がありましたね。

適切な管理を行うことで、丈夫で美しい葉を長く楽しむことができます。

育ててみようかな?もう一株買おうかな?というときはこちらがオススメです。

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ギボウシにはファーストフロストやゴールデンティアラなど色々な種類がありますので、一度上記リンクから見てみてくださいね♪

では、また!

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