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【大きくしたい】ガジュマルの植え替え【大きくしたくない】

こんにちは!いけぴです。

ガジュマルの鉢植えって、小さい鉢の中でフンッと踏ん張って立っている感じが木の妖精のようで可愛いですよね。
葉のところが髪の毛で、気根が手足に見えるのは私だけでしょうか?

さて、ガジュマルを栽培している中で、

なんとなく元気がない・・・

鉢底から根が出てきた!

・・・ということがあると思います。

それは、ズバリ植え替えのサインかもしれません。

この記事では、ガジュマルの植え替えの手順を解説していきますので、参考にしていただけたら幸いです。

ガジュマルの基本情報

  • クワ科イチジク属/常緑高木
  • 熱帯~亜熱帯地方が原産なので、耐暑性はあるが、寒さには弱い
  • 風通しと日当たりのいいところで育てる
  • 鉢植えがオススメ
  • 剪定適期:5月~7月ごろ
  • 花言葉:健康、たくさんの幸せ

幹の途中から「気根」と呼ばれる細い根を伸ばすのが特徴です。
気根が伸びてくると、「切った方がいい?」と思われるかもしれませんが、そのままで大丈夫。
気根が伸びてくるのは、ガジュマルが元気に育っている証拠でもあります。
そのまま残していると土に向かって伸びていって「支柱根」となり、栄養・水を吸い上げて主幹を守ってくれる存在になるのです。

ですが、どうしても気になる!という場合は切っても主幹には影響ありません。

ガジュマルの植え替えのやり方

基本的な植え替え方法は、他の観葉植物の場合と同じです。

頻度は1~2年に一度。
ガジュマルは生育旺盛な植物ですので、2年を過ぎると根詰まりを起こしやすくなります。

時期は、成長期の5月から7月に行います。
穏やかな気候に植え替えをして、夏や冬の厳しい時期までに根を回復できるようにしてあげましょう。

それではいよいよ、
これ以上大きくしたくないがリフレッシュさせたい場合」と、
もう少し大きく成長させたい場合」の2通りの植え替え方法をお伝えします。

植木鉢

植わっていた植木鉢と同じものに戻してあげます。

また、同じサイズで違うデザインのものを用意すると、違った印象になって見た目もリフレッシュできますよ♪
盆栽のように植木鉢にもこだわるのが、ガジュマル栽培の楽しみの一つでもあります。

用土

手軽に植え替えるなら、市販の「観葉植物の土」が便利です。

ご自身で配合したい場合は、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の割合でよく混ぜてください。
バーミキュライトは通気性や水はけをよくするために混ぜるもので、パーライトでも代用可能です。

いけぴ
いけぴ

土によって比重が違いますので、重さではなく体積で量ってください。

例えばスコップで赤玉土を7杯、腐葉土を2杯、バーミキュライト1杯すくって混ぜる、という感じです。

元肥として「マグァンプK」などの緩効性肥料と、害虫予防として「オルトラン粒剤」などの薬剤を混ぜておくと安心です。

ただ、肥料が多いと茂りすぎたり根腐れの原因となりますので、あまり大きくしたくない時は控えめで大丈夫です。

植え替えの手順

  1. 土を乾かすために、植え替える前の数日は水やりをしない。
    (土がベタベタだと、根に土がひっついて植え替えしにくいです)
  2. 植木鉢ごと優しくひっくり返してガジュマルを取り出す。
    取り出しにくい時は、鉢底の穴から割りばしなどで押し出すといいです。
  3. 同じ植木鉢に植えなおす場合は、鉢をきれいに洗う。
  4. 植木鉢の底に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を敷き詰める。
  5. 用土を植木鉢の1/3ほど入れる。
  6. 根についている土をほぐし、黒くなっている根、長すぎる根をハサミで切る。
    根を短くすることによってスペースが出来て、同じ鉢に入れなおしても新しい土に多く触れることができ、また健康的に成長できるようになります。
  7. ガジュマルを植木鉢に入れて、まわりに土を入れる。
  8. 割りばしなどで根元を突いて、まだ土が入りそうなら足す。
    この時、土を入れるのは鉢のふちから1cmほど下のところまでにしましょう。
  9. 鉢底から水が出るまでたっぷりと水をかける。
    土がまだ下がるようなら、土を足す。

一緒に剪定もしておこう

根を切ったのに枝葉が広がったままだと、葉からの呼吸や光合成などで水を使うのに根からあまり吸えないということになり、株自体の乾燥を招きます。

枝を減らし葉を少なくすることで、根の長さとのバランスが整って、また新たな枝葉を伸ばしてきてくれますよ。

いけぴ
いけぴ

思ったより短くなってもOK!
丸刈りにしても数週間で新芽を出してきます♪   

丸坊主剪定したい時は、バツバツと枝の根元で切っていきましょう。

大きく成長させたい時

植木鉢

元の植木鉢よりも一回り大きなものを用意します。

この際におしゃれなものを選んで、見た目もリフレッシュしましょう♪

用土

手軽に植え替えるなら、市販の「観葉植物の土」が便利です。

ご自身で配合したい場合は、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の割合でよく混ぜてください。
バーミキュライトは通気性や水はけをよくするために混ぜるもので、パーライトでも代用可能です。

元肥として「マグァンプK」などの緩効性肥料と、害虫予防として「オルトラン粒剤」などの薬剤を混ぜておくと安心です。

植え替えの手順

  1. 土を乾かすために、植え替える前の数日は水やりをしない。
    (土がベタベタだと、根に土がひっついて植え替えしにくいです)
  2. 植木鉢ごと優しくひっくり返してガジュマルを取り出す。
    取り出しにくい時は、鉢底の穴から割りばしなどで押し出すといいです。
  3. 新しい植木鉢の底に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を敷き詰める。
  4. 用土を植木鉢の1/3ほど入れる。
  5. 根についている土をほぐし、黒くなっている根、長すぎる根をハサミで切る。
  6. ガジュマルを植木鉢に入れて、まわりに土を入れる。
  7. 割りばしなどで根元を突いて、まだ土が入りそうなら足す。
    この時、土を入れるのは鉢のふちから1cmほど下のところまでにしましょう。
  8. 鉢底から水が出るまでたっぷりと水をかける。
    土がまだ下がるようなら、土を足す。

一緒に剪定もしておこう

葉を多く残しておいた方が、光合成も盛んになり、株が充実します。

ですが、枝が混んでいるところ、びよーんと伸びすぎているところは、全体のバランスを見ながら剪定していきましょう。

盆栽を剪定している波平さんになりきって、ここら辺を切るかぁ~なんて言いながらやると楽しいです。
切りすぎたとしても、また生えてきますので大丈夫です♪

細い気根がぶらぶらしている場合は、土に誘引して、届くなら挿してあげましょう。

うちのガジュマル

では実際に植え替えていきます。

2024年5月 植え替え・剪定

5月になって、植え替え時期になりました。

うちのガジュマルはこんな感じ。

いつもは花壇の奥の半日陰に置いています。

ボーボー&ボーボーですね笑
葉も伸び放題、根も伸び放題で、花壇の土の奥まで太い根が伸びていました。

見ているうちに「あのちーへいせーん~、かぁがーやくーのは~」とラピュタのテーマ曲が脳裏にこだまします。

2年はほったらかしで植え替えもしていません。

これ以上大きくするとたくましさが勝って可愛くなくなる(笑)ので、今回は、「これ以上大きくしたくない時」の植え替えをしたいと思います♪

スリット鉢の隙間から、びっしりと根が飛び出ています汗

植え替えに必要なのは、こちら。

ガジュマル、観葉植物の土、オルトラン粒(殺虫剤)、ハサミ、スコップ(シャベル)。

この観葉植物の土には元肥が入っているので、肥料は用意していません。

さて、伸びた根がジャマで鉢から抜けないので、ハサミで根を切りました。

ガジュマルをギューギュー引っ張ったり、スリットの穴を広げたりして約5分。

ようやく抜けました~(^^;

スコップの先で根の周りについている古い土を落としました。

ダンゴムシが1匹隠れていただけで、変な虫がいなくてホッと一安心。

矢印のところに細い気根を発見。

これがまたしっかり太くなっていくので残していきますね。

あと、長くて太い根は元の鉢に収まるようにザクザク切りました。

根を短く切ったので、葉も剪定します。

中途半端に残すとバランスが悪くなりますので、思い切って丸坊主にしてみましたよ♪

枝の根元からバツンと切りました。

そして、植え付けの要領で、元の鉢に鉢底ネットと新しい土を入れ、ガジュマルを置いて、隙間にも土を入れていきます。

気根やら根やらで、普通に土を流し入れるだけでは隙間が出来てしまいます。

割りばしやそこらに落ちている枝などで根元をグサグサ刺すと、土が隙間に入って下がってくるので、適宜土を足していってくださいね。

土を入れ終わったら、水をかけます。

鉢底から水が出てきたら完成です♪

スッキリ♪

何日かすると小さな葉が出てきますので、またご報告しますね(*^^*)

2024年6月

さて、前回の切り戻しから2週間ほど経ちました。

じゃん♪

小さな葉がたくさん出てきましたよ♪

大きな根を何本も切ったのに、また葉が出てくるなんて、ガジュマルってホントに丈夫な植物です。

そしてさらに2週間後。

小さな小さな葉が大きくなってきました。

植え替えと丸坊主剪定は成功したようです。

土の上に直接置くとまたスリットの隙間から根を伸ばしてくるので、何か台の上に載せたいと思います。

2024年8月

5月の切り戻し剪定から約3か月経ちました。

ででん♪

ほぼ元通りやないかーい!笑

根っこは鉢から出てないからオッケーですが。
すごい生命力です。
厳しい暑さなので、水やりは一日一回毎朝6時ごろにあげていますよ。

おわりに

「幸せの木」「多幸の木」と呼ばれて贈り物にも人気のガジュマル。

今回は、「大きくしたくない時」の植え替えと丸坊主剪定の手順を実際の写真を交えてご紹介しました。

初心者の方でも大変育てやすい観葉植物ですので、植え替えをしながら長く可愛がってあげてくださいね^^

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☆「育ててみようかな」「もう一鉢欲しいな~」というときはこちら。

すでにおしゃれな植木鉢に植えられているので、植え付けの手間ナシですぐに飾れます♪

では、また!

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