こんにちは、グリーンアドバイザーのいけぴです。
お庭の地面部分がむきだしの土のままだと、どこからか種が飛んできて雑草が生えてきますよね。
タンポポやシロツメクサならまだ許せるけど、セイタカアワダチソウとかがびよよんっと生えていると、お世話されてないお庭の印象になってしまいます。
雑草抜きってけっこう力がいるから大変~!できればやりたくな~いっ!
ではそれを阻止するべく、お庭の空きスペースには積極的に可愛いグランドカバーを植えていきましょう。
グランドカバーで覆ってしまえば、雑草の生えるスキもなくなりますよ♪
実際に私が育てているグランドカバーを5つご紹介しますね。
▽ほぼ手入れ不要でよく育つグランドカバー5選
・ヒメイワダレソウ(日向・踏みつけに強い)
・クリーピングタイム(日向・踏みつけに強い・いい香り)
・ベロニカオックスフォードブルー(日向)
・ハツユキカズラ(日向)
・アジュガ(半日陰~日陰)
次の章からそれぞれについて詳しくご紹介していきますね。
✨グランドカバープランツを植える前に、お庭の雑草をなんとかした~い!という方は、プロに相談してみてください。
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ほぼ手入れ不要でよく育つグランドカバー5選
私が育てているグランドカバーの中で、肥料もあげていないのに、成長期にはニョキニョキと勢力を伸ばしている元気なコたちをご紹介しますね。
※花が咲く時期はお住いの地域やその年の天候によって前後します。
ヒメイワダレソウ

植える時期 | 3月~10月(根付けば非常に強い) | 丈夫なので、真夏・真冬以外ならいつでもOK。 |
開花の時期 | 5月~10月 | 白や薄ピンクの小さな花が長く咲く(放置しても咲く)。 |
水やり | 基本不要(乾燥に強い) | 植え付け初期以外は、雨任せでOK。 |
肥料 | 基本不要 | 逆に肥料を与えすぎると、増えすぎて大変になる。 |
最初は確か2株だけ買って植えたと思うんですけど、約1~2年で庭の地肌が見えているところを覆いつくしました。(この記事のタイトル下の写真を見てください)
夏の暑さにも全くへこたれず、雨が降った次の日などは目に見えて伸びているのがわかるほど生育旺盛です。
芝生の代わりになりますが、あまり狭いところに植えてしまうと刈り込みばかりしないといけなくなるので注意ですね。
常緑ではなく、冬になると緑の葉っぱは枯れて、茎が目立つ姿になります。それがまた冬らしくていい感じ。

茎だけになるのが嫌な人は、けっこう根元から刈り込んでくださっても、根が残っていれば3月~4月に気温が上がってくると、勝手に新しい葉をつけてきます。
で、また夏になったら元通りのわさわさ具合になります。
花は小さな丸い形。一面に咲いたらお花畑のようになって、そこに蝶やミツバチが飛んできたりしてメルヘンチックです♡
日陰でもお構いなしですが、日向のほうが元気に育ちます。踏みつけにも強く、人が良く通るところは葉が小さくなりますよ。
クリーピングタイム

植える時期 | 真夏・真冬以外(春か秋) | タイム類は乾燥に強いため、植え付けたら放っておいても大丈夫。 |
開花の時期 | 5月~7月 | 小さなピンクや紫の花がびっしり咲き、地面を覆い尽くす(放置でも豪華!)。 |
水やり | 基本不要(乾燥に非常に強い) | 過湿を嫌うので、水やりは本当に雨任せでOK。水やり忘れの心配ゼロ。 |
肥料 | 基本不要 | やせ地で育つため、肥料を与えすぎるとかえって株が弱ることも。放置推奨! |
踏み付けにも強く、人が通るところに植えても大丈夫です。
踏んだり触ったりすると、ハーブのさわやかな香りが広がります。
春にはピンク~紫の花がびっしりと咲いてお花畑のようになり、可愛い風景になりますよ。
生育旺盛で広がりますが、ヒメイワダレソウほど成長は早くないので、管理はしやすいです。
冬に寒さにあたると地上部は茶色くなって枯れたようにみえますが、根は生きているので、春になるとまた勝手に生えてきます。
茶色くなったところは冬の間に取り除いておくといいですよ。
ベロニカオックスフォードブルー

植える時期 | 真夏・真冬以外 | 比較的寒さに強く、春先に根付けば安心。 |
開花の時期 | 3月~5月 | 早春に鮮やかな青い花が一面に咲く(春一番の喜び!)。 |
水やり | 基本不要(乾燥に強い) | 湿気を嫌うので、水やりは本当に放置でOK。 |
肥料 | 基本不要 | やせ地でも育つため、特に追肥はいらない。 |
踏み付けはNGなので、人が通らない隅のほうや郵便受けの足元、花壇の手前の空いているところなどに植えるのがいいです。
秋から植えておいて、根をしっかり張らせておくと、翌春に小さな青い花をびっしり咲かせてくれます。
花が終わった後に半分ぐらいの草丈になるように刈り込んでおくと、1か月後ぐらいにまた花を咲かせます。
夏の日向でも全く枯れません。お日さまが好きですが、半日陰ぐらいなら元気に育ちます。
冬の間も葉は落ちず、赤黒い銅葉になってシックな雰囲気になりますよ。(春になれば緑色に戻ります)
根付いた後は、水やりも肥料も気にしないで大丈夫です。
広がり度合は控えめなので、伸びすぎているなと感じたとき(半年に一回ぐらい)に、半分ぐらいの草丈になるように切っておけばOKですよ。
ハツユキカヅラ

植える時期 | 真夏・真冬以外 | 植え付けたら、ほとんど手がかからない。 |
開花の時期 | ほとんど花は咲かない(葉が主役。新芽が白やピンクで可愛い) | 花を期待しなくていいのが楽ちん。 |
水やり | 基本不要(乾燥に強い) | 植え付け初期以外は、雨任せでOK。 |
肥料 | 基本不要 | 肥料を与えすぎると色が単調になるので、放置が吉。 |
こちらも植え付け後はほとんど手をかけずとも元気に育ってくれる頼れる姉御(?)です。
というか、新芽が白~ピンクで可愛いので、新芽を出させようと刈り込んでしまって結果的に手をかけてしまっている感じです。(放置しすぎると緑の葉っぱだけになる)
でも、そんなに頻繁に刈らないでも、何か月も白~ピンクの色は保っていますけどね。
踏みつけNGなので、郵便受けの足元や花壇の空いているところに植えましょう。
常緑ですので、一年中変わらない姿を楽しめます。
アジュガ

植える時期 | 3月~5月、9月~10月 | 地面を這うように広がるので、植え付けたら本当に放置できる。 |
開花の時期 | 4月~6月 | 青紫色の花穂が立ち上がる(放置しても見栄えが豪華!)。 |
水やり | 基本不要 | やや湿り気のある場所が好きだが、基本は雨任せ。 |
肥料 | 基本不要 | 肥料が多いと増えすぎる可能性があるため、放置推奨。 |
春になると、青紫色の花穂を立ち上げ(高さ10~15㎝ぐらい)豪華な見栄えになります。
お世話といえば、花が終わった後に「花がら摘み」をするぐらいですかね~。
花がら摘みを終えたら、ランナーという茎を四方に伸ばしてその先に子株をつけて広がります。
それ以上広げたくなかったらその子株を切り取って、別の場所に植え付けておくとそこでまた大きくなりますよ。
なので、一度買えばその子株、そのまた子株…という風にいろんなところに植え付けられてコスパもいいですね。
踏み付けはNGなので、木の根元や人が通らないちょっとした隙間に植えるといいです。
どちらかといえば日陰向き。うちの庭で日向まで広がったコがいたのですが、夏の強い日差しにやられてそこは枯れてしまいました…。最近の夏の暑さは異常ですからね💦
冬も、少し銅葉になるかな…程度で常緑です。

ほぼ手入れ不要でよく育つグランドカバー5選・まとめ
今回ご紹介したグランドカバープランツは、以下の5つでした。
▽ほぼ手入れ不要でよく育つグランドカバー5選
・ヒメイワダレソウ(日向・踏みつけに強い)
・クリーピングタイム(日向・踏みつけに強い・いい香り)
・ベロニカオックスフォードブルー(日向)
・ハツユキカズラ(日向)
・アジュガ(半日陰~日陰)
これらは基本的に肥料も必要なく、水やりも降雨任せでいいので放置可能です。
一か月に一回ほど、伸びすぎたところを刈っていく感じでOK!
らくちんで春には花まで咲かせてくれるのだから植えない手はありませんよ♪
この記事があなたのお庭を輝かせる一助になれば幸いです。
では、また!
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